二〇二一年八月十五日のセッションからずいぶん時間がたちましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。真夏のあのときから、すっかり季節が変わってしまいました。  リプレイ小説作成にあたりまして、みなさまには本当に本当にお世話になりました。  最初は録音したものを書き起こして、それを辻褄が合うように調整していけば楽だな、なんて思っていたんですよ。二本目の録音データを聞くまでは。  いや、同じデータとかある?? そんなことある? ないよね? ないって言って?? と大混乱。あまりにもあんまりなのでひっくり返って嘆き悲しんだところでデータはデータです。  そのせいかおかげか、ダイスログとみなさまの記憶を尋ね、幕間を妄想で補完しつつ整理した結果がこの本です。完成してよかったです本当に。ありがとうございます。

作中に出てきたラーメン屋さんは赤坂にある「限定中華レッドストーン」さん、焼肉屋さんは成城学園前にある「焼肉工房 山五」さんです。実際にあります。ただ、大戸屋は押上でなくて隣の錦糸町駅だったので、実際にはガストの場所に大戸屋があったことになっています。聖地巡礼が捗りますね!

なお、小説化するにあたり、前後の順序などを現実に即するように、実際のセッションと改変している部分がいくつかあります。 ・図書館で古布森先生が最初にいたのは検索端末コーナーではなく新聞コーナーで新聞を読んでいた(実際の国会図書館での新聞の閲覧室は本館ではなく新館のため、なかったことになった) ・白石さんの合流のタイミング(セッションではカウンター前で『亞書』の話をひと通りした後の合流) ・自己紹介のタイミング(確か架倉邸だったはず) ・紡くんの住居(本当はイスの書房に住んでいましたが、私が別にアパート借りてると思い込んでたため) ・セッションで存在しない幕間(図書館での事件の後の公園でのやりとり、大戸屋での子どもとのやりとり)  その他、セッションではそのまま読み上げていたシナリオ記載の描写について、大幅に加筆等しています。

このリプレイ小説は終始古布森先生の一人称で進みます。一連の事件後、全員が一堂に会するようなメンバーではないため、それぞれの詳しい描写ができませんでした。  というわけで、最後におまけとしてそれぞれの導入部分をもったいない精神でくっつけました。どうぞご査収ください。

最後に、セッションに参加してくださったオボロゲさん、鹿さん、楸さん、ひよこさん。それぞれのPCたちが全力で駆け抜けた作中の二日間、本当にあっという間でした。和気あいあいと笑いあって、ときに知恵を絞って話し合って、セッション後の感想戦もとても楽しかったです。  挿絵に表紙、カバー、帯に至るまで、みなさんと一緒に本という形にすることができて感無量です。  また、シナリオ作者のマァム様には、小説化の許可に加え、執筆にあたってシナリオの疑問点にも快くお答えいただき、本当にありがとうございました。    ぜひ、また遊んでください! ありがとうございました!