「アート」は魔術本の隠れ蓑!? ネットで話題!『亞書』は「頭隠し」の元凶だった!!

ここ最近、インターネット上を賑わせていた『亞書』を、本誌は独自ルートで入手することに成功した。そこには、我々が予想だにしなかった事実が記されていたのである。  インターネットのブログや掲示板で「読むと死ぬ」と噂されている『亞書』を実際に開いてみると、そこに並んでいたのは不可思議な文字の羅列だった。ギリシア文字のようではあるが、辞書を引いても意味のある単語を拾うことは困難で、それを差し引いたとしても文章として成立していない。  よくよく調べてみれば、『亞書』の一見何の意味もないギリシア文字の羅列は、文法や単語とは関係のない部分に同じようなパターンの文字の並びが散見されており、それがどのページにも含まれていることがわかった。  七、という数字には実に様々な魔力的側面があることは周知のとおりである。数秘術では『神性』『真理』『永遠性』といった意味があるとされており、図形として数学的に七芒星を完全な形で描くことは不可能とされる。  つまり、七芒星は『不可能を成す強い力』を表し、転じて高等魔術、主に神性の召喚や憑依等に使用される図形なのである。  今回、我々はこの『亞書』の文字列の並びに魔術的要素が含まれ、七芒星を読んだ人間の脳に直接刻み、ある一定の素養を持つ人間を割り出していることを突き止めたのだ。  素養のない人間は、七芒星が刻まれる過程で脳が耐え切れず、そのまま破裂してしまう。これが一連の「頭隠し」のメカニズムである。なお、関係者への取材で、「頭隠し」の被害者たちがほぼ確実に『亞書』を読んでいた可能性があることも判明している。  さらに今回、この『亞書』の真実を追う過程で、我々は七芒星を刻むための魔力の源、あるいは七芒星を動かすためのトリガーが、何らかの原因で失われたと確信した。  そのため、魔術的観点から非常に興味深い例である「頭隠し」という一連の事件が起きることは二度とないだろう。  樋田 重明